こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。
いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
皆さんはご自分で歯を食いしばったり、噛み締めが強かったりする自覚はありますか?
当院に来られる方は、この食いしばりや噛み締めが強い方が多く、自覚している方もいれば自覚されていない方もいて、様々です。
自覚があってもなくても、パソコンやスマホ、ゲーム(ポータブル)のやり過ぎは、ストレートネック のみならず、歯の食いしばりや噛み締めを引き起こしてしまいます。
それは一つには「姿勢」の問題が大きく関わっています。
口を軽く閉じた時に、上の歯と下の歯は当たる?
それでは、皆さん、一度力を抜いてリラックスしている状態で、口を軽く閉じた(上唇と下唇が触れている)時に、上の歯と下の歯は当たっていますか?
それとも当たっていませんか?
また、舌はどこに触れていますか?
実は、何もしないで力を抜いて口を閉じている時には、上の歯と下の歯は当たらないのが理想で、舌の先端が上顎の前歯の付け根に軽く触れている状態が一番リラックスできている状態なのです。
*「顎関節症とかみ合わせの悩みが解決する本(講談社)」より図引用
果たして、皆さんはそのような状態になっているでしょうか?
下を向くと上下の歯が当たりやすい姿勢になってしまう
パソコン、スマホ、ゲームなど下を向きやすい姿勢が長時間続いていると、このリラックス状態にはならずに、自然に上の歯と下の歯が当たってしまい、グッと噛み合いやすい状態になってしまいます。
試しに、脱力した状態で下を向いてみてください。
上の歯と下の歯はどうなっていますか?
おそらく上の歯と下の歯が当たっている、もしくは当たりやすい状態になっていると思います。
さらに、その状態で歯を食いしばったり、噛み締めたりするのはやりやすいと思います。
上を向くと上下の歯が当たりにくくなる
では反対に、同じように脱力した状態で上を向いてみてください。
その時に、上の歯と下の歯は当たっているでしょうか?
おそらく当たっていないと思いますし、その状態から食いしばったり、噛み締めたりするのはとてもやりづらいのがお分かりいただけると思います。
つまり、「下を向く」という姿勢は「上の歯と下の歯が当たりやすい状態」になり、「自然と歯を噛み締めてたり、食いしばったりしやすい姿勢になってしまう」ということなのです。
この「上の歯と下の歯が接触してしまう状態」というのが、パソコンやスマホ、ゲームで食いしばりや噛み締めが出てしまう原因の一つです。
そこに加えて、集中している時はどうしても自然と力が入りやすくなってしまうので、食いしばりも噛み締めも強くなるのは納得いただけるかと思います。
ストレートネック は上下の歯の接触が日常的に起きてしまう
また、長時間パソコン、スマホ、ゲームをやっていると、ストレートネック になってしまうのですが、ストレートネック になってしまうと、この「上の歯と下の歯が接触する状態」が日常的に起こりやすくなるため、ストレートネック でない人と比べると、食いしばりや噛み締めも強く出てしまい、それが結果的に顎関節症、首コリ、肩コリ、頭痛などの症状を引き起こす原因にもなってしまうのです。
パソコン、スマホ、ゲームをすることで、食いしばりや噛み締めが起こりやすくなる理由がお分かりいただけたでしょうか?
皆さんも、電車の中や街中をよくご覧いただくと、首がガクンと大きく曲がっている姿勢でスマホ画面を見ている方々を見かけると思います。
その方は間違いなく、首コリ、肩コリ、頭痛、腰痛といった症状が出ているはずですし、もしかしたら顎関節症もお持ちかもしれません。
そして自覚の有無にかかわらず、食いしばりや噛み締めも強い状態になっているはずです。
首を下に向けるような姿勢にならないように十分に気をつけ、上の歯と下の歯が当たらずに、舌が軽く上顎に触れているような状態をキープするようにすれば、顎関節症、首コリ、肩コリ、頭痛などの症状も楽になっていくはずです。
画面は目線の位置に!「付箋」で食いしばり、噛み締め予防!
例えば、スマホであれば画面が目線と水平の位置になるようにして操作するとか、パソコンであればモニターが目線と水平の位置になるように、机と椅子とモニターの高さを調整して、顔が前に突っ込んだり、下を向くような姿勢にならないような環境にするとか、です。
以前にブログで書いた記事ですが、ノートパソコンスタンドを使用することで、ストレートネックや肩コリの予防に繋がりますので、ご興味のある方はご一読ください。
あるいは、パソコンをする時に、上唇と下唇の間で「付箋」を軽く挟むようにすると、余計な力が入らずに口を閉じることができるので、上下の歯が接触せず、かつ舌先が上の歯の付け根に軽く当たる状態を作り出すことができます。
職場では少し恥ずかしいかもしれませんが、これは無理なく食いしばりや噛み締めを防ぐことができる方法だと考えています。
「周りの目があるので、それはちょっと無理・・・」という方は、極力意識して、余計な食いしばり、噛み締めをしないようにこまめにご自分の力の入れ具合をチェックするようにしてください。
「食いしばり、噛み締めをしているのに気づいたら、脱力して食いしばり、噛み締めをやめる」ということを繰り返すだけでも多少は変わります。
改善させるのは私ではなく、皆さんご自身です。
まずはできるところから始めてみましょう!
◉当院のご案内◉
首コリ、痛み、しびれなら
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【平日】11:00-21:00(最終受付20:00)
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2019年7月10日 9:24 PM| カテゴリー:首・ストレートネック