こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。
いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
先日のブログにも書いたように、実はあまり知られていませんが、脂質は良質の脂質であればコレステロールを下げたり中性脂肪を下げる効果があるので、あえて積極的に摂ることが大事です。
では、いい脂質ってなんでしょうか?
いい脂質(油)とは?
それは、オリーブ油、キャノーラ油などの「一価の不飽和脂肪酸」という油と、魚の油、しそ油、えごま油などの「n-3系(オメガ-3系)の多価不飽和脂肪酸」という油です。
食事から摂る脂質で大事なことは、中性脂肪の原料となる「脂肪酸」の種類を選ぶことです。
脂肪酸の種類は大きく分けて2種類ありますが、その種類によって大きく性質が変わります。
その一つは「飽和脂肪酸」(⑩-1)と呼ばれるもので、もう一つは「不飽和脂肪酸」(⑩-2)と呼ばれるものです。*この違いについての詳しい説明はまた今度させていただきます
*文中の数字は上の図内の数字に対応しています
飽和脂肪酸とは主に動物性で、常温で「固体」なので「脂」です。
冷めた肉に見られる白い塊りがこの脂です。
悪玉コレステロールや中性脂肪を上げるので摂り過ぎはNGです。
しかも、人工油であるマーガリン、ショートニング(クッキーなどのサクサクッとした食感はこれのおかげ)は代謝されにくく、体への悪影響が心配されている「トランス脂肪酸」が多く含まれるので、摂取は極力控えたいところです。安価なクッキー、ビスケット、ファストフードの揚げ物の油などに多く使われています(⑩-3)。
ちなみに、最近流行りの「ココナッツオイル」はこの飽和脂肪酸に分類されますが、これは例外と覚えておいてください。
不飽和脂肪酸は液体の「油」
一方、不飽和脂肪酸とは主に植物性で、常温で「液体」なので「油」です。
種類によっては悪玉コレステロールや中性脂肪を下げるいい脂質です。
中でもオリーブ油、キャノーラ油(なたね油)に含まれる「一価不飽和脂肪酸」(⑩-4)と魚の油やしそ油、えごま油、亜麻仁油に含まれる「n-3系(オメガ-3系)の多価不飽和脂肪酸」(⑩-5)が一番オススメの油で、悪玉コレステロール、中性脂肪を下げます。
必須脂肪酸も含まれるn-6系(オメガ-6系)の脂肪酸も大事ですが、普段の食生活で十分な量を摂取していること、摂り過ぎるとアレルギーや動脈硬化を引きこすことがあり、現代社会ではこれ以上摂る必要性はないとされています(⑩-6)。
逆にn-3系(オメガ-3系)の脂肪酸は普段の食生活で足りていないことからこれらの油を摂ることが大事です(⑩-5)!
上述した油は、これら飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸のどれかだけが含まれている訳ではありません。割合としてどの脂肪酸が多いか?少ないか?によって特徴が変わります。
こうした特徴を捉えていい脂質を摂取すれば、脂質を摂っても痩せることができます。
次回はその取り方についてお話しできればと思います。
◉当院のご案内◉
首コリ、痛み、しびれなら
品川区上大崎2-24-13目黒西口マンション1号館401
【平日】11:00-21:00(最終受付20:00)
【土曜】11:00-19:30(最終受付18:30)
【休診日】日曜・祝日・第1月曜
*JR山手線目黒駅から徒歩1分、東急目黒線目黒駅から徒歩2分
*品川区、目黒区、世田谷区など幅広いエリアからご来院いただいております
●当院では24時間WEB予約を受け付けております。
●当院は予約制ですが、電話受付もしております。
TEL:03-6431-8370
*お電話に出れない時は留守電に「お名前」、「予約ご希望日時」、「お電話番号」をお伝えください
●「こんな症状も対応できるの?」などのご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
関連記事
コメントを残す
2015年1月30日 6:16 PM| カテゴリー:ダイエット