こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。
いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
前回の続きです。
白砂糖はただの糖質ですが、精製されていない黒糖にはビタミンB群が含まれており、黒糖の糖質分解に使われるビタミンB群を自ら補給し、体の中にあるビタミンB群の消費が抑えられるため体を冷やしにくくしてくれます。
と言っても、黒糖に含まれるビタミンB群の量は普通に摂取する量としては、ごくわずかな量ではありますが・・・
さらに、黒糖はビタミンB群だけでなくカリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富ですので白砂糖よりもはるかにいい甘味料です。
しかし、後日詳細をお話ししますが、黒糖は南国の植物のサトウキビから作られるため、体を冷やす方向の食べ物です。
一方、砂糖はサトウキビだけでなく、砂糖大根と呼ばれる「甜菜(てんさい)」からも作られます(甜菜糖:てんさい糖)。
(ホクレンのHPより画像引用)
この砂糖大根は北海道という寒い地域で栽培される植物なので、体を温めてくれる性質があります。
真偽のほどは定かではありませんが・・・
ミネラル成分としては黒糖に軍配が上がりますが、黒砂糖は独特の風味があるため料理に使うのが難しく、甜菜糖はクセのない甘みなので料理に使いやすいことから砂糖は甜菜糖がオススメです。
(ホクレンのHPより画像引用)
そのため、我が家では甜菜糖を使っています。
ちなみに「三温糖」という褐色の砂糖がありますが、これは精製された砂糖がカラメル色素で褐色になっているだけで、栄養成分的には白砂糖とほとんど変わりません。
(日新製糖のHPより画像引用)
褐色なのでビタミン・ミネラルが含まれている「健康にいい砂糖」と思いがちですが、黒糖ではありませんのでくれぐれもご注意ください。
また精製されたものではありませんが、牛乳やヨーグルトは基本的に「冷えている状態で食す」ことが多いので体を冷やす、と考えれば考えやすいかもしれません。
では「塩も白いから塩も体を冷やすのか?」ということになりますが、精製されていない塩(天然塩)であればむしろ体を温めてくれるので問題はないです。
減塩が叫ばれていますが、塩は体を温めてくれるので、むしろ摂った方がいいんですよ。
寒い地域の人たちはそれを知っているので、保存の意味だけでなく、塩漬けにしたものをよく食べるのです。
ただし、これらの話しはすごく混乱しやすいのですので、
「精製されたものや白砂糖は体を冷やし、未精製のものや天然塩は体を温める」
ということを覚えておいていただければ結構です。
今の世の中で、未精製のものを外食で求めようとするとなかなか簡単にはいきません。
大変ではありますが、「自分で」改善していかないと誰も助けてはくれませんからね・・・
◉当院のご案内◉
首コリ、痛み、しびれなら
品川区上大崎2-24-13目黒西口マンション1号館401
【平日】11:00-21:00(最終受付20:00)
【土曜】11:00-19:30(最終受付18:30)
【休診日】日曜・祝日・第1月曜
*JR山手線目黒駅から徒歩1分、東急目黒線目黒駅から徒歩2分
*品川区、目黒区、世田谷区など幅広いエリアからご来院いただいております
●当院では24時間WEB予約を受け付けております。
●当院は予約制ですが、電話受付もしております。
TEL:03-6431-8370
*お電話に出れない時は留守電に「お名前」、「予約ご希望日時」、「お電話番号」をお伝えください
●「こんな症状も対応できるの?」などのご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
コメントを残す
2013年8月28日 6:47 PM| カテゴリー:冷え・生理痛