こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。
いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
前回はジェネリック医薬品の歴史?について少しお話しさせていただきました。
今回はもう少しジェネリック医薬品についてお話しさせていただきます。
ジェネリック医薬品は、先発薬と全く同じ成分が含まれています。
そのため、薬効などについては先発薬と全く同じということになります。
では、なぜ先発薬よりも安く提供することができるのか?
先発薬には膨大な時間とコストがかかっている
それは先発薬の場合、世の中に医薬品として誕生させるためには、何百、何千という化合物の中から有効な成分を発見することからスタートし、安全性試験、毒性試験、溶解性試験、薬効薬理試験、薬物動態学試験など、様々な試験を試験官内で試し、動物で試し、健康な人で試し、その薬の対象となる患者で試し、それらですべて安全性が担保され、問題ないとされてようやく世の中に出すことができるのです。
そのため、どうしても先発薬は開発費に時間もコストもかかるため、薬価(薬の値段)が高くなってしまうのです。
さらに、「世の中に出したら終わり」という訳にはいきません。
「市販後調査」というのが義務付けられており、市場に出回った後、副作用が出ていないか、問題は起きていないか、などを調べ、国に報告しなくてはならないのです。
ジェネリックは開発費が少なくて済むので安い
一方、ジェネリックはこうした試験をしなくていいのです。
先発薬と同じ成分を同じ量使用すれば、こうした開発費にお金をかけることをせずに市場に出すことができます。
だって、そうした試験はすべて先発薬がやってくれているんですから。
しかも、特許が切れるまでの10年ほどの間、どんな副作用が出て、どんなことが問題になっているか、まですべて先発薬のメーカーがデータを取り続けてくれているんですから。
だから、ジェネリックは安く提供することができるんです。
決して粗悪なものを使っているということではないんです。
では、先発薬とジェネリック、同じ成分なら安いジェネリックの方がいいですよね?
ところが、最近すこーしそうではないかな?ということがあります。データはないので主観が入り混じっていますが、その辺りに少し触れてみたいと思います。
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2014年12月10日 9:28 PM| カテゴリー:薬・医療