こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。
いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
毎日うだるような暑さが続いておりますが、皆さま体調はいかがでしょうか?
こうも毎日暑い日が続きますと、大切なのが水分補給です。
ここのところ毎年のように、「熱中症に注意」といったニュースがよく流れるので、すでに注意していらっしゃる方も多いと思います。
熱中症ってどうやって起きてしまう?
多くの汗をかいた時に、水を一時的にたくさん取ると、体液の濃度が薄まってしまうため、カラダはこれ以上体液が薄まらないように「喉の渇きを一時的に止め、水を取らせないようにする」します。
しかし、これは体の防御反応として起きる現象であって、実際には体の水分は不足している状態ですので、水分は取らないといけません。
でも、「喉は渇いていない」状況に陥っているので、水分を取らず、その結果、脱水症状になってしまう。
これが「熱中症」になるメカニズムです。
成人の体内には体重の約60%の水分がありますが、汗や尿、呼吸などで、体重のわずか2%の水分が失われただけで著しい機能障害に陥ります。
(体重50キロの人なら、30Lの水分がカラダの中にあり、体重の2%に当たる1Lの水分が失われると起きるということです)
そのため、一度に多量の水分を取るよりも、よく言われる「小まめに水分を取る」ということがとても大事になってきます。
それと汗で失われた塩分を補うために、「適度な塩分の摂取」ということも併せて大事というのも、世の中にだいぶ浸透してきていると思います。
経口補水液やスポーツドリンクを!
その時の水分補給に適しているのが、水やお茶ではなく、ナトリウムやカリウムなどのミネラルが含まれているOS-1のような「経口補水液」もしくはスポーツドリンクです。
私論ですが、調べた結果、スポーツドリンクの中ではポカリスウェットがいいです。
それは「ブドウ糖」が糖分として使用されているからです。
実は、そこがポイントで、糖分の種類によって吸収速度が変わることがある研究成果から示されています。
*砂糖は「ブドウ糖」と「果糖」が結合したものですので、分解されるのに多少時間を要するため、「低血糖になった時には砂糖よりもブドウ糖の方がいい」という理屈と同じです
塩分と糖分があると水分の吸収速度は上がる
水分は水だけよりも、「塩分」と「ブドウ糖」があると、吸収のスピードが速くなりますので、お茶や水よりも素早い吸収を必要としている時に適しています。
*水だけの時よりも塩分があった方が、水と塩分だけよりもそこにブドウ糖があった方が、より速く吸収されます
*ブドウ糖が小腸から血管内に入る際に、塩分と一緒に水を引っ張ることで小腸から血液中に吸収されます
*水分量についてはこの図では考慮していません
たとえば、水ばっかり飲むと胃がチャポチャポしてしまいますよね?
それは胃から腸へ運ばれる水分のスピードが遅いからです。
つまり、飲んでいても吸収されていない(血液中に入っていない)ので、「カラダの中には入っていない」ことと同じなのです。
余談ですが、寿司を食べた後、喉が乾きますよね(醤油を普段よりも取ってしまうので)?
その際に、水やお茶ではなく、OS-1のような経口補水液やスポーツドリンクを飲んでみてください。
喉の渇きはすぐに止まりますので。
スポーツドリンクが甘過ぎる時には・・・
ただ、正直、スポーツドリンクはちょっと甘過ぎます。
そのため、飲むときは半分くらいの濃さに薄めて飲むと、口の中に甘さが残りにくくなりますし、太ることを気にされる方にもオススメです。
それでも水分の吸収速度は水よりも速いです。
夏場にお出かけすることも多いと思いますが、お子様にも薄めたスポーツドリンクを飲ませてあげるといいですよ(我が家ではそうしています)。
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2017年7月12日 9:51 PM| カテゴリー:カラダと健康と整体の話, 薬・医療