こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。
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今回は下記のような症状で来られた方の改善症例のご紹介です。
性別：男性
年代：50代
主訴：半年くらい前から、左肘の曲げ伸ばしで痛みが出て、左手で物を取ろうとする時にも痛みが出るので、日常生活でも困ることがある。
今回来られた方は、半年ほど前から急に左肘に痛みが出たとのことで、カバンの中の物を左手で取ろうとした時とかに、「痛テテテッ・・・」となってしまい、日常生活にも支障が出るというお悩みでした。
詳しくお話をお伺いすると、普段サーフィンをやっているそうなのですが、休憩をしようとボードを浜辺に突き刺した時に、「アッ！何か左肘が痛いぞ・・・」と思ったのがきっかけだった気がするとのことでした。
肘が痛くなる原因はいくつかありますが、この方はサーフィンをやられているため、もしかしたら頚椎のズレから来る神経圧迫で、肘に痛みが出ているのではないかと考察しました。
実際に、頚椎を触ってみますと、思った通り、左頚椎の２番、３番、５番辺りにズレがありました。
＊頚椎のズレを確認しているイメージ写真
また、頚椎にズレがあると、ズレがある側の上腕に特徴的な「神経的なコリ」が後遺症的に現れてしまうのですが、この方も左上腕に「神経的なコリ」が生じていました。
そこで、まずは頚椎のズレを矯正しました。
＊頚椎矯正をしているイメージ写真
それは頚椎のズレを矯正することで、神経の圧迫が解放され、それによって筋肉が緩みやすい状況になるからです。
頚椎矯正後、左上腕の内側を確認すると「神経的な張り」の痕が残っていたため、張っている筋肉を緩めていきました。
＊皮膚の摩擦を避けるために、クリームを付けて施術します
左肘周りの関節を確認すると、内側の関節周りの筋肉が張っていたため、同様に緩めて行き、肘関節を動かしながら張っている筋肉を緩めて行きました。
一度起きて確認してもらうと、「捻る時に内側に痛みが出る」とのことだったので、上腕の裏側にある「上腕三頭筋（じょうわんさんとうきん）」という筋肉の「腱」を緩めると、先ほどのような内側に捻った時の痛みは軽減されました。
＊青で示されているのが、「上腕三頭筋」の「腱」です
しかし、まだ曲げ伸ばしの時の痛みは残るため、再度肘周りを確認すると、肘の先の前腕の小指側の筋肉に強い張りがあったため、そこを緩めると今度は曲げ伸ばしがだいぶ楽になりました。
このように、動かした時に痛みが出ているところを確認しながら、張りが残っている部分を緩めて行く、というような消去法的なやり方で施術していきます。
今回お越しいただいた方は、だいぶ肘の痛みが楽になりましたので、しばらく普通に生活していただき、「この角度の時に痛みがまだ残る」とか「だいぶ痛みはなくなったけど、力を入れた時にまだ痛みがある」など、肘の状態を確認していただいて、また施術させていただくことにしました。
肘の痛みの原因は、今回のような頚椎のズレから生じるもの以外には、使いすぎだったり、手首の角度のズレで生じたりと、いくつか要因があります。
その原因によって、施術期間にも差が生じますので、肘の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
◉当院のご案内◉
首コリ、痛み、しびれなら
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2021年3月9日 9:42 PM｜ カテゴリー：：改善症例
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