こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。
いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
最近、偏頭痛に悩む方が多く来られます。
偏頭痛の多くは頭部の血管が拡張することが原因で起こると考えられています。
頭蓋骨の大きさは変えられないので(骨ですから)、そこに血管が拡張すると頭蓋骨と血管の間にある神経が圧迫されるために痛みが出るのです。
どうして血管が拡張するのか?ということは色々考えられていますが、明確な機序はわかっていません。
一つ考えられているのが、神経から放出される痛み物質によって血管が拡張するという説です。
神経が刺激を受けると、神経の末端からサブスタンスPやカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)といった痛み物質が放出され、それによって炎症関連細胞からヒスタミンなどの炎症性物質がさらに放出されてきます。
ヒスタミンなどの炎症性物質によって炎症反応が起き、その一連の反応として血管が拡張され、それが頭蓋骨を圧迫するので偏頭痛が起きる、という機序が考えられています。
そのため、この拡張した血管を収縮させてあげれば偏頭痛が和らぐと考えられるために、セロトニンという血管を収縮させる物質と同様に働く成分が、偏頭痛の治療薬として使われたり、アイスノンなどで患部を冷やしてあげると痛みが和らいだりするのです。
「頚椎がズレる」と偏頭痛が起きる
さて、ではなぜ神経が刺激を受けるのか?ということですが、その一つには「頚椎のズレ」が関係していると考えられます。
実際、当院に来られる偏頭痛に悩む方はみなさん頚椎がズレています。
頚椎には頭部に行く神経や血管が通っていますので、頚椎にズレがあるとズレた骨が神経に触れて過敏になったりします。
あるいはズレた頚椎によって血管が圧迫され、血液の流れが悪くなるために、血液の通りをよくしようとして血管が広がって血液を送りやすくしようとすることも、偏頭痛の原因になっていると思われます。
こうした頚椎のズレによって、頭皮に硬いところとそうでないところの「ムラ」が生じ、それがまた血液の流れがスムーズにいかない要因となり、流れが悪く滞ったところがズキズキ痛むようになることも偏頭痛の原因と考えられます。
何度か施術は必要になりますが、頚椎のズレを戻し、硬くなっている頭皮を柔らかくし、血液の流れを改善していくことによって段々と偏頭痛の回数が減ったり、度合いが弱くなっていきます。
偏頭痛でお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
◉当院のご案内◉
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2014年9月19日 12:15 PM| カテゴリー:首・ストレートネック, 主要症状別コラム, 頭痛