こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。
いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
膝が痛いと「グルコサミンだ!」、「コンドロイチンだ!」とサプリメントを購入される方がいらっしゃいますが、膝の痛みは残念ながらグルコサミンやコンドロイチンを摂ってもなかなかよくなりません(痛みの種類によっては効果はありますが)。
膝が痛い時は膝の関節そのものの影響で痛むというよりは、多くの場合、「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」という太ももの前側の筋肉が張っていることが原因で、それによって膝の皿の周りの靭帯が硬くなり、そのために皿の動きが悪くなり、膝の曲げ伸ばしの際に痛む、ということがほとんどです。
大腿四頭筋は、大腿部の前側にある四つの筋肉のことを言いますが、この四つの筋肉は一つに集合して「膝蓋腱(しつがいけん)」となります(皿の上側)。
その膝蓋腱は膝の皿をまたぎ、「膝蓋靭帯(しつがいじんたい)」となります。
このように、太ももの前側の筋肉が張って硬くなると、膝の皿の動きを制限してしまう、ということは想像出来ると思います。
そのため、「膝が痛い」という時は、まずこの大腿四頭筋の張りと膝の皿の動きをチェックします。
そのチェックによって、どの方向へ皿を動かした時に動きが悪いか、痛いかを確認し、動きの悪い方向や痛みの出る方向の靭帯や筋肉を緩めていく、というのが基本的な膝の痛みに対する施術となります。
膝の痛みに関係するのは大腿四頭筋だけではない
また、膝の痛みの場合は大腿四頭筋だけでなく、「大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)」という太ももの外側の筋肉、「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」という大腿筋膜張筋につながる靭帯が張っている場合も起きやすくなります。
と言いますのも、この外側の筋肉や靭帯は内側の筋肉(内転筋)よりも強いため、内側の筋肉を引っ張り、小指側の方に体重がかかりやすくなってしまうからです。
そうなると、膝の皿も外側に引っ張られるので、膝の内側部分に痛みが出てしまう、ということになります。
膝の痛みには靱帯も関係している
さらに、膝の靭帯は前側だけでなく、後ろ側にもあるため、膝の裏側が張ることによっても膝の皿が後ろ側に引っ張られて動きが制限され、膝に痛みが出る場合もあります。
そのため、膝の痛みに対する施術は、膝の皿の動きに注意しながら前側、外側、内側、裏側の主に四ヶ所の筋肉・靭帯を中心にケアをしていきます。
もちろん、こうしたバランスの乱れは骨格全体のズレから生じることになるので、頚椎、胸椎、腰椎の矯正を併せてやっていきます。
「膝が痛いとこのまま歩けなくなってしまうのでは?」、「歳なのかな・・・」と不安に思われる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
決して「年齢」のせいではありませんので、ご安心を。
◉当院のご案内◉
首コリ、痛み、しびれなら
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