カルシウム、摂ってますか?

当院では「無理なく、健康的に、持続的に痩
せる」ということをコンセプトにしたダイエッ
トレクチャー
を行っています。


今回は話しの流れで「カルシウム」について
のお話しがありましたので、その辺りを少し
お話ししたいと思います。


骨は破壊と合成を絶えず繰り返している

カルシウムは、骨や歯を作るのにとても重要
な役割を果たすことは知られています。骨は
破壊と合成を常に繰り返しているのですが、
肝心なカルシウムが体に入ってこないとなる
と、原料が足りなくなって破壊の比重が高く
なり、合成が追いつかなくなってしまうこと
が、骨がもろくなる骨粗しょう症の原因の一
つです。


calcium1


このように、カルシウムが慢性的に不足する
と、骨量が減って骨折や骨粗しょう症になり
やすくなることは有名ですが、卵巣を摘出し
たり、閉経したりするとカルシウムの慢性不
足と同じように骨量が減り、骨折や骨粗しょ
う症になりやすくなります。


それは、女性ホルモンのエストロゲンが骨の
形成に関わっているからです。そのため、卵
巣摘出後や閉経後はカルシウムやカルシウム
の吸収を助けるビタミンDをしっかりと摂ら
なければなりません。


日光浴と運動は必須です

さらに、お日様に当たることでビタミンDは
活性化され、加えて適度な運動をすることに
より、カルシウムが骨へ蓄えられます。また、
運動した時の振動が骨に伝わり、その振動に
よって骨が強化されるので、日光にも当たら
ず、運動もしないと、せっかくカルシウムや
ビタミンDを食事やサプリメントで摂っても、
カルシウムが骨に蓄えられず、体の外に流れ
出てしまいます。


カルシウムは、骨や歯を強くする以外にも、
神経の伝達をスムーズにし、興奮や緊張を
和らげる働きがあります。そのため、カル
シウムが慢性的に不足すると、イライラし
たり、怒りっぽくなったりします。このお
話しもよく耳にしますよね?


加工食品や清涼飲料水の摂り過ぎにはご注意を!

カルシウムの吸収にはリンの助けも必要な
のですが、リンを摂り過ぎると骨の中のカ
ルシウムが溶け出してしまいます。実は、
多くの加工食品(ハム、ソーセージ、コン
ビニ弁当など)や清涼飲料水には各種のリ
ン化合物(先に述べたポリリン酸など)が
添加物として含まれています(保存性を高
めたり、味の調節をしたりするため)。し
たがって、カルシウムが少ない上に、こう
いった食品を多く摂っていると、慢性的な
カルシウム不足になり、イライラしたり、
骨がもろくなってしまうので注意しましょ
う。


一日に摂るべきカルシウムの摂取量は男女と
も大体600mg〜800mgですが、皆さんも
よく耳にする通り、残念ながらその量には届
いてないのが現状です。
(摂取量は年齢にもよって異なります)


では、どういった食材にカルシウムは多く含
まれているのでしょうか?


次回はその辺をお話ししたいと思います。

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