こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。
いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
突然ですが、皆さんは納豆はお好きですか?
私は大好きなので、よく食べます。
しかも一番好きな食べ方は卵黄入りの納豆です。
実はこの食べ方、とても理にかなっているのです。
それは卵はよく「完全栄養食」と言われていますが、卵黄には納豆に含まれていない「ビタミンA」や「ビタミンB12」が含まれているので、それらを補うことができるのです。
卵白を除くのは単純にご飯がベチャベチャになってしまうからということもありますが、卵白に含まれる「アビジン」という物質が納豆や卵黄に含まれる「ビオチン」や「リジン」と結合して吸収を阻害してしまうからです。
余談ですが、この「アビジン」による「ビオチン」との結合はかなり強固で、分子生物学的な研究にも応用されているほどなんです。
ただし、それは「生」で食べる場合であって、卵白を加熱すると卵白中のアビジンが変性するので(アビジンはタンパク質です。タンパク質は熱によって変性します)、アビジンによるビオチンとの結合は弱まります。
なので、目玉焼きや卵焼きを食べてもきちんと吸収されるので大丈夫です。
納豆の上に目玉焼きを乗せて食べるのも大丈夫です。
半熟くらいでも大丈夫です。
なお、ビオチンはよく皮膚疾患の治療に用いられるのですが、そのビオチン治療をしている方は生卵(生卵白)は避けないといけません。
ビオチンの効果をブロックしてしまうので。
すみません・・・
話しが脱線したので戻します・・・
納豆には意外とタンパク質が多い
意外と知られていませんが、納豆にはタンパク質が多く、1パック50gには約8.3gのタンパク質が含まれています。
これが多いか少ないかは牛乳と比較するといいかもしれません。
牛乳コップ1杯約200mlにはタンパク質が約6.8g含まれています。
これはほぼ納豆1パックと同じくらいの量です。
しかし、これはコップ1杯200ml中の量です。
そのため、納豆1パック50gと同じ量で換算すると、乱暴ですがその1/4となるので1.7gしかありません。
つまり、納豆の方が遥かにタンパク源としては優れているということになります。
納豆は食物繊維も多い
さらに、納豆には食物繊維が多く、納豆1パック50gには約3.4gの食物繊維が含まれています。
これは食物繊維が多いと思われているバナナ1本120gに含まれている食物繊維約1.3gの3倍近くにもなります。
しかも、水に溶ける食物繊維(便をツルンと押し出してくれます)と水に溶けない食物繊維(便のかさを増して出しやすくしてくれます)とのバランスもよい優れものです。
納豆には鉄分も多く含まれている
さらに、納豆には鉄分(3.3mg)も多く含まれており、100g中で換算すると牛レバー4mgに迫るほどの量が含まれています。
その他、骨の形成に大事なビタミンKやエネルギー代謝に重要なビタミンB2も多く、血栓を溶かすナットウキナーゼが含まれていることでも有名です。
このように古来より食べていた納豆は、皆さんが認識しているよりもかなり優れた栄養食品であることがおわかりいただけたでしょうか?
納豆が苦手でなければダイエット食としてもとてもオススメです。
毎日といわずとも週に2〜3回は食べたいですね。
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2013年9月21日 1:48 PM| カテゴリー:栄養・食事