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リウマチの悪化に「気圧」が関係しているのは常識では・・・?

こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。

 

 

いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

 

先日、「朝日新聞デジタル」というWebサイトに、「気圧が低いとリウマチが悪化 通説は湿気が原因ですが・・・」という記事がありました。

 

 

私から言わせると「何を今更?」という感じの記事ですが。

 

 

リウマチ

 

 

私の母は40数年もリウマチで苦しんでいるので、天気が悪くなりそうになる段階で関節が痛くなったり、だるくなったり、といった状態になります。

 

 

 

 

もちろん、雨が降ったりすると余計にひどくなります。

 

 

湿気自体も症状を悪化させる一因です。

 

 

梅雨時は一年の中でも一番体調が悪くなる時期ですので。

 

 

これは健康な人であっても梅雨時は体調が優れないので、湿気は万人に共通する不快因子かもしれません。

 

 

今回の記事で特筆すべきは約2100人の患者さんの症状と、その日の天気の状態を照らし合わせた疫学的データを集めた、ということでしょう。

 

 

低気圧になるとどうしてリウマチが悪化するのか?

低気圧になるとどうしてリウマチが悪化するのでしょうか?

 

 

今回の報告では「理由は不明」となっておりましたが、私なりの考察をしたいと思います。

 

 

ちょっと飛行機に乗った時のことを思い出してみましょう。

 

 

飛行機に乗って上空に行くと、気圧が低くなります。

 

 

 

 

気圧が低いと、例えばポテトチップスの袋がパンパンになりますよね?

 

 

それは低気圧になると空気が外側に逃げようとするからです。

 

 

 

 

逆に圧力鍋は高気圧なので、空気が内側に向くようになるため、素材の中に味が浸透しやすくなったり、柔らかくなったりするワケです。

 

 

関節の中には潤滑油のような働きをしている滑液(かつえき)という液体があります。

 

 

 

 

これがあるおかげで、関節が滑らかに動き、曲げたり、伸ばしたりすることができるのです。

 

 

関節の中は骨と骨の隙間で、その空間はいわば、「部屋」のようなものです。

 

 

低気圧になると、滑液が飛行機の中のポテトチップスの袋で見られるように、外側に逃げようとして「部屋」の壁を押し上げます。

 

 

建物の「部屋」が圧力で広さが変わらないのと同じように、骨と骨で囲まれた関節の中の「部屋」も、気圧で広さは変わりません。

 

 

その変わらない部屋の壁を、低気圧になると滑液が外側に押し上げるように働くために、関節の内側にある神経が圧迫されて痛みが生じるのではないか?と推察されます。

 

 

分かりづらい説明でお分かりいただけたでしょうか?

 

 

まあ、あくまでも持論ですが。

 

 

そのため、大きさが変わらない頭蓋骨や関節腔(関節の中の隙間)を、低気圧になると血液や滑液が骨を押し上げるため、リウマチに限らず、偏頭痛や関節痛を持っている方は、低気圧になると頭が痛かったり、関節が痛かったりするので、雨が降ることを予測できるワケです。

 

 

 

 

気圧の場合、日々変化しますし、人間の力でどうなるものでもありませんので、対症療法的ではありますが、その都度のこまめなケアと温めることが、今のところ、最善の策ではないか?と思います。

 

 

 

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