こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。
いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
当院ではスポーツ障害のケアもしています。
これまでも多くのアスリートの方に来ていただいておりますが、今回はなんともかわいい方に来ていただきました。
小学５年生の男児です。
野球をやっていて右肩と右肘が痛い、とのことで来院されました。
肘の痛みは肘の関節ではなく、筋肉が原因
野球に限らずですが、肘が痛い場合、肘そのものではなく、周りの筋肉が張ってしまって関節がうまく動かなくなって痛みが生じるケースがほとんどです。
中でも上腕三頭筋（じょうわんさんとうきん）という筋肉が重要です。
【上腕三頭筋】
力こぶを作るときのポコっと膨らむ筋肉（上腕二頭筋）の裏側の筋肉で、「二の腕」とも呼ばれる筋肉なのですが、この上腕三頭筋がしっかり伸びないと力こぶは作れないですし、この筋肉がしっかり縮まないと肘を伸ばすことができません。
そのため、肘が痛いときにはこの筋肉をケアすることは必須です。
今回来院された小学生も三頭筋が張っていました。
あとは肘から手首までの前腕の掌側の筋肉もしっかり緩め、肘を動かしながら肘周りの張っている筋肉を緩めていきます。
肩はローテーターカフが重要
肩の方は、ローテーターカフと呼ばれる筋肉群（小円筋、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋）を中心に、肩の関節や靭帯をチェックしていきます。
【小円筋（しょうえんきん）】
【棘上筋（きょくじょうきん）】
【棘下筋（きょくかきん）】
【肩甲下筋（けんこうかきん）】
この男児の場合は、首肩関節、上腕の筋肉（三角筋）に首のズレによる影響も出ていたので、首の矯正も行いました。
施術後は痛みもなく、しっかり腕が振れるようになりましたが、問題はボールを握って実際に投げたときに痛みが出ないかどうかが大事です。
ボールの重さがない時は腕を振っても痛くないのですが、ボールを握るとまだ痛みが出ることは多々あります。
なので、本来はケアして、実際投げて確認し、痛みが出ているところをケアして、確認して、ということを繰り返しをしていく方が確実です。
と言ってもそのスペースがないので実際に行なうのは今はちょっと難しいのですが・・・
将来的にはそういうスペースも確保できるような場所でやることも考えています。
野球に限らず、ゴルフ、テニス、マラソンなど、スポーツをされていて痛み、辛さがある方はぜひ一度お気軽にご相談ください。
◉当院のご案内◉
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