改善症例12:前かがみになるのが怖い腰の痛み

年代:30代
性別:男性
主訴:動いたりすると腰が痛く、前かがみに
なるのも痛い。前かがみになるのに怖さがあ
る。



先日来られた男性の患者さんです。これまで
腰に痛みを感じたりすることはなかったよう
なのですが、ここのところ、イスから立ち上
がったりする時などに痛みを感じるようにな
り、重い物を持つとギックリ腰になりそうな
感じの不安感がある、とのことでご来院され
ました。


まず、前屈をしていただき、骨盤の動きを
チェックすると、右の骨盤は動くが左の骨盤
は動かないという状態でした。こういう方の
場合、骨盤が右に傾いている状態なので、身
体はそれを左側へ捻り戻そうとするので左の
骨盤の動きが悪くなります。そして、こうい
う状態の時は特に左の仙腸関節の動きも悪く
なっています。そのために左の骨盤の動きが
悪いのではないか?と推測されます。
写真-10
*矢印のところが「仙腸関節」です


骨盤が右に傾いている方の場合、たいてい頚
椎は左にズレがあります。この方の場合も、
頚椎の左3番にズレがありました。左にズレ
があるので、自然と顔は右を向きやすくなり、
上半身はそのバランスを取ろうとして左に向
いて、下半身はさらにそのバランスを取ろう
として右に向く・・・という連動性があるた
め、この方は骨盤が右に向いていることにな
るワケです。


ズレを取ってから筋肉へアプローチ

まずは、頚椎のズレを取り、腰椎のズレを戻し
てから筋肉へアプローチします。ズレを先に取
るのはその方が神経的な張りがなくなり、早く
筋肉が緩むためです。


ズレを戻し、神経的な張りを取り除いた状態
で仙骨、仙腸関節、臀部を緩め、腰部、特に
腰方形筋という腰の横の部分にある筋肉を緩
めていくと、上半身と下半身が交互に揺れる
くらいにまで緩んでいきました。


そこで、一度立っていただいて確認していた
だくと、「だいぶ痛みは取れて楽になりまし
たが、まだ前に曲げる時に怖さがあります。」
とのことでした。


前にかがんだ時に怖さがあるのは腰椎が後ろにズレているサイン

「前にかがんだ時に怖さがある」時や
「下半身に力が入らない」
「腰が頼りない」

というような症状の時は、腰椎が横では
なく、後ろにズレてしまっている時に出
てくる症状です。


そこで、後ろにズレてしまった腰椎を戻
し、もう一度確認していただくと、
「前に曲げても怖さはないです。痛みも
さっきと違います。」
とその違いを実感していただけました。
この方の場合、いわゆる「腰椎すべり症」
という症状の軽い症状だったと思われま
す。
胸椎矯正_5894
*腰椎のズレを後ろから戻している風景


これを放っておくと、痛みやしびれと
いった症状がもっと強く出てしまう可能
性があります。症状が軽いうちに手を打
っておくことが早期回復には大切だ、と
いう一例ですね。


前かがみをした時に怖さを感じたり、腰
が頼りなく感じたり、下半身に力が入ら
ないなどの症状がある場合には、腰椎が
後ろにズレてしまっている可能性があり
ます。
まずは一度ご相談ください。

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