施術歴17年。医療現場で経験を積んだ薬剤師で薬学博士の整体師が施術を行います。
頚椎は全部で7つの骨から成ります。
その骨と骨の間から神経が出ており、中には血管が通っているという構造をしています。この頚椎がズレて神経や血管が圧迫されると、筋肉に神経からの命令や血管からの栄養が行きにくくなります。
そうすると筋肉は「硬くなる」という性質があり、それが「コリ」という現象として現れてくるのです。
これが多くの肩コリや腰痛の原因です。
頚椎がズレると生じる上半身の主な症状としては、肩コリ以外には「肩甲骨の脇の痛みや張り」、「腕が挙りにくい」というような症状から、ズレた骨が神経に直接触れてしまうような場合には「腕や指先の痛みやしびれ」が現れてしまいます。
また、頭部にも神経や血管が張り巡らされていますので、頭部にも影響が及んで頭皮が硬くなったり、耳周りが硬くなったりすることで「頭痛」や「めまい」、「耳鳴り」、「吐き気」といった症状まで現れてきます。
こうした神経圧迫によって生じる症状は、多くの場合「頚椎症」と呼ばれます。「頚椎症」を含めた様々な症状は、頚椎の矯正をして神経の圧迫から解放する施術が効果的です。
下半身の場合は「腰椎」が重要な役割を果たします。腰椎は5つの骨から構成されており、腰椎も頚椎のところでの説明と同じように腰椎がズレて神経や血管が圧迫されてしまうと、筋肉が硬くなり「腰痛」が起きてしまいます。さらに、ズレた腰椎が神経に直接触れてしまうと「足や臀部の痛みやしびれ」といった、いわゆる「坐骨神経痛」が生じます。
また、腰椎がズレるということは「骨盤」もズレるということなので、それによって「股関節痛」や「膝痛」といった症状も現れやすくなります。
このように、「頚椎がズレる」と「背骨がズレ」て「腰椎(骨盤)もズレる」ため、全身的な痛みや不調が起きやすくなります。
こうした症状の緩和には、「矯正」という手技が必要になってくるワケです。
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