私が整体師になったワケ その10

前回までに気功の師匠との出会いと師匠のとこ
ろで勉強させていただいていたところまでお話
ししました。


しかし仕事の関係でなかなか勉強する時間が作
れず、でも、もう少し経てば時間が作れそうと
思っていた矢先に・・・


突然の訃報がありました・・・


本当にそれはあまりにも突然でした。


そしてその事実をなかなか飲み込めず、また今
後どうすればいいのか途方に暮れました。



「もっと色々教えていただいておけばよかっ
た」

「もっと時間を作って勉強しに行けばよかっ
た」

「仕事が忙しいなんて言わずに時間を作れば
よかった」



当然のことながら出てくる思いは後悔ばかり。


感謝の気持ちも伝えられず、お別れの言葉も
言えず、数ヶ月前に会話したのを最後に逝っ
てしまいました。



その時も僕の現状をよく理解してくださって、

「時間はあるから焦ることはない」

と温かい言葉をかけてくださいました。



しかし、今となっては


「時間があると思っていても人生どうなるかわ
からない」

「やりたいと思っている時にやらないと後悔
する」


そういうことを身をもって教えてくださったよ
うに思えます。



色々と理由があり、大学を辞めた後もすぐに
は整体師として活動できず、また親の反対も
あってなかなか思うようにいかない状況が続
いていたのですが、こうした事態になっても
私の整体師になる気持ちが揺らがなかったの
で、反対していた私の家族もようやく認めて
くれました。

(なぜもっと早くにならなかったのか?の詳
細についてはまた後日・・・)


べらんめい口調で口が悪く、悪態もつくような
おっさんでしたが、人一倍優しく、面倒見がよ
く、不思議と人を引きつける方でした。


後に聞いた話しでは、最期は末期がんの方を診
ていて大分疲れていたそうです。


気功師はよく「(病の気を)もらってしまう
と最後」と言われるぐらい、邪気をもらうと
一般人よりも早く病に侵されてしまうような
のです。



それを証明するかのように、死体解剖した結
果、

「この人は何をしていた人なの?」

と医者に驚かれたぐらい心臓が数倍にも肥大
していたそうです・・・



最後の最後まで人のために命を尽くした師匠
に恥じないよう、自分で決めた道をしっかり
と歩み、立派な整体師になることを天国の師
匠に誓います。


心よりご冥福をお祈り申し上げます。
安らかにお休みください。



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