ダイエット脳を鍛える!その7「グリセミック・インデックス(GI値)って何?」

前回は「ダイエット脳を鍛える!その6」で「なぜ血糖値を急激に上げてはいけないのか?」についてお伝えしました。

 

 

今回は、その話と切り離せないある指標、「グリセミック・インデックス(GI値)」について触れていきたいと思います。

 

 

皆さんも一度は「GI値」という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、GI値とはある食べ物を食べた時に、「血糖値がどれくらい上がりやすいか?」を表す指標です。

 

 

このGI値は、通常は、ブドウ糖を100とした時と比較して数値化されています。

 

 

つまり、

GI値が高い(100に近い)→ブドウ糖に変換されるスピードが速い→血糖値が上がりやすい→体脂肪が付きやすい

ということになります。

 

 

そのため、GI値が高い食べ物を避け、GI値が低い食べ物を摂るようにするといいワケです。

 

 

・・・というのが一般的な解釈なのですが、実はこれには数値のトリックがあります。

 

 

GI値はあくまでも「食べた時に血糖値があがるスピードが速いかどうか?」を見る指標であり、「炭水化物・糖質の量が多いか少ないかは反映されていない」ということです。

 

 

例えば、

Q1 「さつまいも」と「にんじん」はどちらがGI値が高いと思いますか?

 

Q2 ではその2つのうち、どちらが炭水化物の量(可食部100g)が多いと思いますか?

という質問があるとします。

 

 

その答えはそれぞれ

A1 GI値が高いのは、意外にも「にんじん」。

A2 炭水化物の量が多いのは、予想通り「さつまいも」。

です。

 

 

ところが、下の表をご覧いただけるとわかると思いますが、にんじんはGI値が高いけれど、実際に食べる量(可食部)の中に含まれている炭水化物の量は多くないので、血糖値にそれほど影響を与えるとは思えません。

 

 

一方、さつまいもはGI値は低いですが、実際に食べる量の中に含まれている炭水化物の量は多い部類に入ります。

 

 

つまり、「さつまいもはGI値が低いからたくさん食べてもいいんだ!」と思って食べ過ぎれば、当然太りやすくなりますし、「にんじんはGI値が高いから食べるのをやめておこう・・・」というのはナンセンスだということはおわかりになりますよね?

 

 

何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」で、多過ぎても少な過ぎてもダメだ、ということです。

 

 

GI値は血糖値を急激に上げ過ぎないようにする食べ物を摂る指標としてとても大事ですが、そこに「炭水化物の量」ということも頭に入れておかないと、数値に振り回されてしまうことになります。

 

 

これはカロリーにも同じことが言えますね。

 

 

カロリーは少ない方がいいですが、問題はその中身のバランスです。

 

 

例えば、300kcalと一口に言っても、脂質だけの300kcalと、タンパク質も、脂質も、炭水化物もバランスよく含まれている300kcalと、どちらが栄養価が高いか?ということと同じです。

 

 

皆さんも数値には惑わされないようにしましょう!

 

 

次回はGI値について、もう少しだけ触れていきたいと思います。

 

 

 

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