ダイエット脳を鍛える!その4「中性脂肪としてエネルギーを貯めるのはなぜ?」

前回は、「ダイエット脳を鍛える!その3」で「なぜ炭水化物や糖質を摂り過ぎると太るのか?」ということについて説明しました。

 

 

今回は前回の記事にも記載しましたが、「なぜ糖質は中性脂肪に変えられてしまうのか?」についてもう少し捕捉の説明したいと思います。

 

 

結論から言いますと、「糖質の形でエネルギーを貯めるのは貯蔵効率が悪いから、貯蔵効率のいい中性脂肪に変える」のです。

 

 

糖質は最小単位のブドウ糖という形では貯蔵効率が悪いので、ブドウ糖が多数結合した「グリコーゲン」という多糖類として存在しています。

 

しかし、「グリコーゲン」は糖質の3倍もの水を抱え込んで存在するので、その状態でエネルギーを体の中に溜めると、体があまりにも重くなってしまいます。

 

 

例えば体に糖質10kg分のエネルギーを溜めようと思うと、水も一緒に溜め込んでしまうのでその3倍の30kgもの重さになってしまいます。

 

 

さらに、脂肪は1gで9kcalというエネルギーを作ることができますが、糖質は1gで4kcalなので同じエネルギーを作るには脂肪の2.25倍の重さが必要になります(9kcal/4kcal=2.25倍)。

しかし、エネルギーを収納できる場所(肝臓、筋肉や脂肪細胞など)の大きさは決まっています。

 

 

そこで、ブドウ糖がたくさん連なったグリコーゲンよりも小さいサイズで効率よくコンパクトにエネルギーを収納できるように、「中性脂肪」という形でエネルギーを蓄えようと進化していったのです。

 

 

中性脂肪は引き出し(消費)がすぐにはできない「定期預金」のようなもので、グリコーゲンは引き出し(消費)が楽にできる「普通預金」のようなものと捉えるとわかりやすいかもしれません。

 

 

中性脂肪は「ダイエット」という観点から見ると「天敵」になりますが、「生きるため」という観点から見ると「理に適った素晴らしいエネルギー貯蔵形態」と言えます。

 

 

そのため、中性脂肪を忌み嫌うのではなく、「無駄な」中性脂肪を失くすという視点でダイエットに取り組むことが大事だと思います。

 

 

次回は血糖値の上昇と中性脂肪の蓄積について解説したいと思います。

 

 

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