ダイエット脳を鍛える!その3「なぜ炭水化物や糖質を摂り過ぎると太るのか?」

これまで「ダイエット脳を鍛える!その1」、「その2」で概論を述べてきましたが、今回はいよいよ本題に入っていきたいと思います。

 

 

「太る」、すなわち「脂肪が増える」というのがなぜ起きるのか?と言うことですが、脂肪の正体は「中性脂肪」というものです。

 

 

下の図のように、中性脂肪は「グリセロール」というものが1つと、「脂肪酸」というものが3つ結合した形を取っています。

後ほど話に出てきますので、覚えておいてください。

 

 

さて、中性脂肪が増える原因は、すでに皆さんもご存知通り、摂り過ぎた炭水化物や糖質が一番の原因です。

 

 

炭水化物や糖質はすぐにエネルギーになる働きがありますが、使われなかったエネルギーは中性脂肪という形で体に保存されてしまいます。

 

 

それはなぜかと言いますと、この中性脂肪のエネルギーは1gで9Kcalと、糖質(1gで4Kcal)のそれと比べて2.25倍のエネルギー量があり、中性脂肪としてエネルギーを蓄積した方が、エネルギーを貯める上では効率がいいからです。

 

 

炭水化物や糖質を摂ると、酵素などにより分解されて、最終的には体を動かすエネルギー源である「ブドウ糖(これ以上分解できない単糖)」に変換されます。

 

 

つまり、炭水化物や糖質を摂ると、血液中のブドウ糖が増えることになる訳ですが(血糖値が上がるということ)(①)、これらのブドウ糖はまず門脈(もんみゃく)という管を通じて肝臓へブドウ糖が運ばれます(グリコーゲンという形ですぐにエネルギーとなるように保存されます)(②)。

 

と同時に、膵臓から「インスリン」という血糖値を下げるホルモンが分泌され、これ以上血糖値が上がらないように(ブドウ糖が増えないように)肝臓でのブドウ糖の合成をストップさせます(③)。

 

 

さらに、肝臓ではインスリンによってブドウ糖を中性脂肪へと変換させて、エネルギーをストックしようとします(③)。

 

 

上述したように、中性脂肪の方がエネルギー効率がいいですからね。

 

 

しかし、肝臓のスペースはあまり大きくない上に、中性脂肪にもスペースを取られるため。肝臓に入れられるブドウ糖のスペースはすぐにいっぱいになってしまいます(④)。

 

 

そうすると今度は、インスリンは肝臓よりもスペースが広い「筋肉」へブドウ糖を取り込んで保存しようとします(⑤)。

 

 

筋肉でも肝臓と同じように、ブドウ糖はグリコーゲンとして保存されますが、それは筋肉はすぐに動かせるようにしないといけないため、中性脂肪としてストックしていてはすぐにエネルギーになりにくいため、グリコーゲンという形で保存しておいて、いつでもすぐにエネルギーを利用できるようにしています。

 

 

しかし、肝臓よりもブドウ糖を入れられるスペースがあるとはいえ、筋肉もスペースが限られていますし、グリコーゲンという形はとても大きい構造なので、筋肉のスペースを取ってしまうため、ある程度の量で筋肉もいっぱいになってしまいます。

 

 

そうすると、行き場のなくなったブドウ糖は、インスリンによって一番スペースのある脂肪細胞へと最終的に運ばれます(⑥)。

 

 

脂肪細胞へ運ばれたブドウ糖はいくつかの過程を経て「グリセロール」という物質になり、肝臓で作られた中性脂肪由来の「脂肪酸」や食事で摂った脂質由来の「脂肪酸」と結合します(⑦)。

 

 

こうしてできたのが、上述した構造の中性脂肪です(⑧)。

 

 

このように炭水化物や糖質を摂りすぎると中性脂肪が作られやすくなり、結果として体脂肪が増えてしまうのです。

 

 

これが「炭水化物や糖質を摂り過ぎると太ってしまう」という理論です。

 

 

そのため、これらの摂取量を減らすことで、体脂肪の蓄積を防ぎ、ダイエットへと導いてくれる、という訳です。

 

 

拙い説明ですが、ご理解いただけたでしょうか?

 

 

次回はもう少し話を進めていきたいと思います。

 

 

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