改善症例 その4 「肉離れ」

性別:男性
年代:50代
主訴:右足ふくらはぎの内側が痛く、歩けない


この方は先週土曜日に来られた方ですが、当日の朝、
駅の階段の残り数段上から飛んで降りた時に
右足がつってしまい、そのままの状態で右足から
着地したため、全体重が右足にかかり、右ふくらはぎを
肉離れした様子です。




「年甲斐もなく、なぜか飛んでみたくなった・・・」とのこと。




おかげで負った代償はあまりにも大きかったようで後悔していました。




通常、筋肉は「ミオシン」という筋繊維の中に「アクチン」という筋繊維が
スライディングするように滑り込むことによって、
筋肉が収縮する仕組みになっています。




肉離れの場合は、これらの筋繊維が「ブチッ」と切れてしまっているので、
筋繊維に炎症が起きていることはもちろんのこと、
このスライディングがうまくいかず、他の筋繊維に負荷がかかるため、
収縮時に痛みが生じます。




また、筋繊維が切れているということは、当然周りにある毛細血管も切れていますから、
内出血も生じています。




この内出血した血が筋繊維の間に入り込んでしまうと、
スライディングが滑らかにいかなくなってしまうことも、
収縮時に痛みが出やすくなってしまう原因です。




「肉離れが治った」と思っていても、この切れた筋繊維同士はきれいにくっつかないため、
肉離れした箇所には負荷がかかりやすく、同じところを何度も肉離れしてしまうのです。




そこで、肉離れした箇所の筋繊維同士がまたきれいにくっつき直すように、
筋繊維に沿って筋繊維一本一本がバラバラになるようなイメージで親指で
ストリッピングしていきます。




今回のケースでは肉離れ直後でしたが、治癒を早めるために
痛いのを我慢してもらいながらストリッピングをしていきました。




また、階段を飛び降りる前に「右足をつった」とのことだったので、
首、背中、骨盤のズレも生じていると考え、これらの矯正も併せて
やりました。




「足首の捻挫はなかった」とのことでしたが、足首の関節、膝の関節
も念のためケアし、下腿二頭筋の張り具合もチェックしながら
右ふくらはぎのケアをしました。




施術後はふくらはぎの筋肉がだいぶ揺れるようになり、
触った感触も来られた時とは変わりました。




患者さんには「冷やす、温める」を交互に何度も行うようにお伝えし、
しばらくは湿布(1日、2日は冷やす湿布、それ以降は肌色の湿布)
をするようにお話ししました。




結果は、施術直後はまだ痛みが残っていましたが、
時間が経つにつれ、だんだんと歩けるようになったそうで、
翌日も仕事(美容師さん)だったのですが、難なく一日を
乗り越えることができたとのことでした。




肉離れをして3日経ち、患部の痛みは多少残っているようですが、
平地を歩くのは全く問題ないところまで回復したとのことでした。




いやぁ〜、ホッとしました。よくなっていただいてよかったです。




こういうことがあると、「この仕事をしてよかったなぁ〜」と
思いますね。




これからも一人でも多くの方の痛み、辛さを改善するお手伝いができれば・・・
と思っています。

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