薬は頼らない、利用する

私は薬剤師ですから、薬の使用は否定しませんし、
薬のおかげでどれだけの方がその恩恵を受けてきたか、
その功績を計り知ることはできません。


ですが、薬では治らないこともあることも事実です。


これまでの経験から、薬を「頼っている」うちは治らないと思います。


そのため、薬は「利用する」べきものだと思っています。


たとえば、お酒が好きな方が肝臓の数値が悪いために、
ある薬を処方されたとします。


その時に、それをどう捉えるか?によって、薬の力が発揮できるか、
症状が改善されるかが決まると思います。


「肝臓の数値が悪いけど、お酒はやめられないから
この薬を飲んでおけば大丈夫だろう」
と思うか
「お酒が好きだけど肝臓の数値が悪いから、
よくなるまではお酒を控えてこの薬を飲もう」
と思うか。


薬を飲むと言う事では同じ事ですが、
行動が全く違います。


「この薬を飲んでおけば大丈夫だろう」は明らかに薬に頼っています。
「よくなるまではこの薬を飲もう」は薬を利用してよくなろうとしています。


自ずと出てくる答えは違います。


つまり、薬はあくまでもその症状を改善するのに役立ちますが、
結局はその人の考え方、行動が変わらない限り、症状はよくならない、
ということです。


こうした事例はたくさんあります。


薬局に来られる患者さんでも、意識して生活を変えようとする方と
変えられない、変えたくない、あるいは変えるという発想すらない方とでは
治るまでの速度は明らかに違います。


結局、変えるのは自分自身なのです。薬はそのお手伝いをするだけです。
もちろん、先天的な病を持っていらっしゃる方や
生活を変える変えないというレベルでは解決できない方などもいらっしゃいますので、
一概には言えませんが。


整体の仕事をしていても、「薬ではないな」
と思うことが多々あります。


皆さんにももし心当たりがあれば、少し考え方を変えるだけで
症状がよくなるかもしれませんよ。

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