目黒駅前1分(目黒西口マンション内)。首こり、痛み、しびれ、腰痛、頚椎矯正専門の整体院です。

【改善症例12】交通事故から十数年後の頚椎症

こんにちは。品川区目黒駅前「薬剤師の整体院YAJIMA」の矢島です。

 

 

いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

 

今回は下記のような症状で来られた方の改善症例のご紹介です。

 

 

性別:男性
年代:30代
主訴:首がよく痛む。下を向くと首の下辺りが痛い。寝ていても起きるといつも首が右を向いていて、左肩が枕の上に乗っている感じになる。

 

 

先日来られた患者さんです。

 

 

この方は15年程前に居眠り運転が原因でフロントガラスに頭をぶつけてガラスが割れてしまうほどの衝撃の交通事故を起こしてしまったそうです。

 

 

 

 

その時は首はそれほど辛くなかったとのことですが、ここ4〜5年くらい前から首がよく痛み、特に下を向いた時に首下辺りが張るというか痛くて下を向けない、とのことでした。

 

 

 

 

当院は「首の矯正」を専門にしているので、頚椎症の方は多く来られますが、今回は交通事故から十数年経っても頚椎症は生じることをお伝えしたいと思います。

 

 

本当に交通事故の影響?

交通事故直後ではないので、「交通事故の影響ではないのではないか?」と思われるかもしれませんが、事故直後でなくても交通事故の影響は後年になっても現れてきます。

 

 

それは事故でズレた「首」の骨は、ズレたままだからです。

 

 

それに加えて、年齢とともに筋肉の水分が失われて筋肉が硬くなるからです。

 

 

筋肉が硬くなると筋肉で覆われている関節も硬くなります。

 

 

関節が硬くなるということは関節を支える靭帯も硬くなるということです。

 

 

こうした「加齢」による影響や日常生活の生活習慣が相まり、人は皆、年齢とともに不調を来たしやすくなるワケですが、交通事故に遭われた方はその影響がさらに強く出る傾向があります。

 

 

交通事故に遭われた方は、若い頃は筋肉にも関節にも柔軟性があるので、あまり影響が出ないのですが、加齢によって筋肉や関節が硬くなってくると、今まで隠れていたものが浮かび上がるように、事故の影響が出やすくなってきます。

 

 

 

交通事故の影響が出るのは「首」

十数年前であっても事故の影響が最も出るのがやはり「首」です。

 

 

 

 

十数年前の事故であっても「頚椎症」になるのです。

 

 

交通事故のような大きな衝撃の場合は頚椎の「2番目(C2)」という上から2番目の骨がズレてしまっています。

 

 

*赤枠がC2

 

 

首を触ればそれが比較的新しいズレか、古いズレかもある程度わかります。

 

 

この2番目の頚椎は、日常生活でズレることはほとんどなく、頭をぶつけたり、スポーツなどで頭を打つような転倒をしたり、といった大きな衝撃を受けなければズレることはありません。

 

 

今回の方の場合は、左頚椎の2番目に加え、3番と5番もズレていました。

 

 

さらに右も4番がズレており、相当大きな衝撃が加わったことがわかります。

 

 

首はパンパンに張っていて、この状態では下を向くのは辛いだろうという感じでした。

 

 

頚椎のズレを戻すと、先ほどの首の張りはだいぶ弱くなりましたが、首の筋肉(胸鎖乳突筋)にはまだ神経的な張りが少し残っていました。

 

 

 

 

まだ2番目のズレが残っていたようでしたので、もう一度矯正し、胸鎖乳突筋を触ると先ほどのような痛みは消失しました。

 

 

 

しかし、まだ下を向いた時の張り感は残っています。

 

 

 

このような状態ですから、肩や背中もパンパンで、肩甲骨に指が入らないほどです。

 

 

首の痛みがあまりに辛いため、肩コリや背中の張りにまで意識が行ってなかったようでしたが、こうしたことも首を下に向けると痛い原因となっています。

 

 

そこで、背骨(胸椎)のズレを取り、それから筋肉を緩めるアプローチをしたところ、背骨もかなりズレが生じていました。

 

 

 

 

あれだけの衝撃なので当たり前といえば当たり前ですが。

 

 

首に続いて背骨のズレも取り、筋肉、特に僧帽筋といういわゆる肩コリの原因となる筋肉を緩ませ、下を向けるようになったか確認してもらうと、今度は下を向いても痛みはほとんどなくなりました。

 

 

実は「脇の下」も張っている

この方は幸い、腕や指にしびれは出ませんでしたが、腕はかなり硬く張っており、首から指へ伝わる神経の通り道の「脇の下」も、ものすごく硬く張ってしまっていました。

 

 

本人に自覚はなかったのですが、触られるとものすごく痛く、「まさかそんなところが張っているとは!」と驚かれていました。

 

 

今は症状的に自覚されていませんが、こうした首のズレから生じる脇の下の張りや肩と腕の付け根の張りは、腕が挙らなくなる四十肩、五十肩に近い症状の原因となります。

 

 

 

 

また、それだけ張ってしまっているということは指先にまできちんと血が流れていないということでもありますので、頚椎のズレの角度が少し変わった場合、しびれが強く出る原因にもなります。

 

 

そのため、普段自覚がなくてもしっかりケアする必要性があります。

 

 

皆さんの脇の下の筋肉は痛くないですか?

 

 

頚椎症は首痛以外の不調も現れます

頚椎症の場合、首痛以外にも「肩コリ」、「しびれ」、「腰痛」、「頭痛」など様々な症状が現れますが、この方の場合はあれだけ大きな事故を起こしていても、幸いにも「腰痛」以外は自覚はありませんでした。

 

 

 

 

しかも腰痛もそれほど辛いワケではなさそうでした。

 

 

ただ、体を触ると全体的にかなり張っていますので、今はまだこの程度の症状で済んでいても、後々はもっと自覚症状として現れることはかなりの確率で高いです。

 

 

それは多くの方がそうだからです。

 

 

過去に交通事故に遭われた方で、その時から今までに特に辛い症状に見舞われていなくても、後年になってから症状として現れてくるケースは本当に多いです。

 

 

心当たりのある方は油断をせずに、少しでも健康な状態をキープするために、こまめな体のケアをされることをオススメいたします。

 

 

 

 

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