交通事故の影響は、何年経っても出てきます・・・

本日来られた患者さんですが、「朝起きると左首が痛い。左肩も張っている」とのことでした。


これまで整体などには来たことがなく、でも「最近首の痛みと肩の張りが気になるので」ということでのご来院でした。


触ってみると左側の首にズレがあり、そこを触られると「痛い」とのことでした。


「5年くらい前に車が廃車になるくらいの事故に遭ったことがあるのですが、そういうのも関係してますかね?」とおっしゃったので、間違いなく「その事故の影響だ」と思いました。




この方のように、事故直後には特に体に変調がなく、また普段特に辛いと感じることもなかった方は、数年前の事故の影響ということは思いもよらないと思いますが、残念ながら事故の影響は実は比較的長期にわたって体に影響を与えています。


首の不調に留まらず、頭痛、めまい、肩の張り、コリ、腰痛、全身の不調、不定愁訴・・・などなど、事故の影響は多岐に渡ります。


当院にも多くの事故経験者の方がいらっしゃいますが、こうした方々は定期的なメンテナンスが必要不可欠になってきますので、「事故の影響は本当に大きい」と常々感じています。


事故を経験されたことのある方、それによって長年不調に苦しんでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院にお気軽にお問い合わせください。


少しでもお役に立ちたいと思っております。


コメントを残す

胸郭出口症候群ではないのでは?

先日、「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)ではないか?」と診断された方が、別の患者さんからのご紹介でご来院されました。


数日前に急に左肩が痛くなり、左人差し指にも痺れが出て、仕事に支障をきたしている、夜も痛くて眠れない、とのことでした。




胸郭出口症候群とは、腕や肩の運動や感覚に深くかかわる神経や動脈が障害を受け、肩、腕、手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどを自覚するようになる状態ですが、お話を伺っている限りでは、どうも胸郭出口症候群とは違うような感じでした。


以前にバイクで事故をしたことがあったり、2回ほど首を痛めてしまうことがあったとのことでしたので、私の見立てでは、頚椎のズレによって神経圧迫が起き、それによって肩の痛み、痺れが生じているのではないか?というものでした。


実際に触ってみますと、左頚椎の上部(2番目、3番目)にズレがあり、そこを触られると「痛みと痺れが走る」とのことでしたし、「仰向けに寝るのは辛いけれども、枕を入れると楽になる」という状況、肩といっても肩甲骨側のところに痛みが出ているという点も、頚椎のズレによる神経圧迫の特徴的な症状でした。


頚椎の矯正をし、確認してもらうと、「少し楽になった感じがする」とのことだったので、再度仰向けになっていただいて頚椎のズレの残りを再確認し、残っているズレを再度矯正して戻すと、「痛みがだいぶ和らいだ」ということでした。


左手人差し指の痺れの方は「最初とは感覚が違うが、まだある」とのことだったので、腕、指先を緩めて血液の流れを良くしていくと、痺れの方も「かなり良くなった」とのことでした。


今回の方は、まだ20代だったという若さと、発症してから数日という日にちも短かったため、一度の施術でここまで回復しましたが、年齢や発症してからの経過日数によっては、回復までしばらくかかってしまうこともあります。


また、だいぶ回復はしたものの、この方も完全に良くなった訳ではありませんので、あと二、三度は施術する必要があると思います。


今回のように「胸郭出口症候群では?」と診断された方でも、それが必ずしも正しい訳ではないこともあります。


それは診断名は「人間が勝手に決めた名称だから」です。


「診断名がどうか?」ということよりも、「実際に触った状態がどうか?」ということの方が、症状の改善には大きく繋がるのではないかと個人的には考えています。


皆さんも、診断名に惑わされずに(それはそれで正しいこともありますので、一概には断定できませんが)、痛み、痺れ、辛さなどでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。


お役に立てるように精一杯頑張ります。

コメントを残す

坐骨神経痛と首のズレには関係があります

先日も坐骨神経痛でお困りの方の施術をさせていただきましたが、坐骨神経痛には「腰椎のズレ」が大きく関係しています。



と言うのも、坐骨神経は腰椎から臀部を抜け、太もも横や裏、ふくらはぎ、足先にまで神経が通っているので、腰椎にズレがあり、この坐骨神経を直接圧迫してしまうと、坐骨神経に沿った筋肉に痛みや痺れが出てしまうからです。

※緑枠の中にある黄色で示されているのが坐骨神経です


そのため、多くの場合、改善法としては腰椎や下肢にアプローチする方法が一般的に取られます。


もちろん、それ自体は間違いではありませんが、腰椎よりももっと大事なところ、すなわち腰椎の上位に位置する「頚椎」の「ズレ」を取ることが最も大事なことになります。


なぜ頚椎が大事かと申しますと、頚椎がズレることによって、そのバランスを取ろうとして背骨がズレ(あるいは捻れ)、さらにそのバランスを取ろうとして腰椎がズレ(あるいは捻れ)るため、大元の頚椎のズレを取らないと背骨、腰椎のズレや捻れも解消されにくいからです。


一見、頚椎と坐骨神経痛には関係性がないように思えますが、実はかなり深く関係しています。


実際、私の経験上ですが、坐骨神経痛の方はほぼ頚椎がよくない方です。


頚椎は全部で7つの骨から成りますが、中でも1番目、2番目という土台になる部位のズレは腰椎の捻れに大きく関わります。

※赤枠のところが1番目と2番目の位置になります


この頚椎のズレを取ることと腰椎のズレを取り、硬くなっている筋肉を緩めていくことで坐骨神経痛は改善されやすくなります。


また、腰椎のズレにより直接神経圧迫を受けていた坐骨神経は、ズレを取り除くことで神経の圧迫から解放された後、元の神経の状態に戻るまでに数日かかることがあり、その間に神経や血管が元の状態に膨らむ(イメージです)時に、一時的に痛みや痺れが強まることがありますが、それは改善に向かう良い兆しとなり、大きな指標となります。


このような過程を一週間に一度くらいの施術を数回行うことで、多くの場合、改善されていきます。


神経圧迫がある症状のため、一回の施術で痛みや痺れをゼロにする、というのは現実的に難しいので、どうしても何度か施術が必要となりますが、施術が終わった後に痛みや痺れが施術前よりも楽になっているという実感が得られれば、あとは回数を重ねれば改善に向かいます(私の経験上です)。


坐骨神経痛の痛みや痺れでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。


じっとしていても改善することはありませんので、痛みや痺れを我慢せず、早めに対処することをお勧めいたします。


コメントを残す