正月太りの解消法、教えます その4

先日のブログにも書いたように、実はあまり知られていませんが、脂質は良質の脂質であればコレステロールを下げたり中性脂肪を下げる効果があるので、あえて積極的に摂ることが大事です。


では、いい脂質ってなんでしょうか?


それは、オリーブ油、キャノーラ油などの「一価の不飽和脂肪酸」という油と、魚の油、しそ油、えごま油などの「n-3系(オメガ-3系)の多価不飽和脂肪酸」という油です。


食事から摂る脂質で大事なことは、中性脂肪の原料となる「脂肪酸」の種類を選ぶことです。


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脂肪酸の種類は大きく分けて2種類ありますが、その種類によって大きく性質が変わります。


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その一つは「飽和脂肪酸」(⑩-1)と呼ばれるもので、もう一つは「不飽和脂肪酸」(⑩-2)と呼ばれるものです。
*この違いについての詳しい説明はまた今度させていただきます
*文中の数字は上の図内の数字に対応しています


飽和脂肪酸とは主に動物性で、常温で「固体」なので「脂」です。冷めた肉に見られる白い塊りがこの脂です。悪玉コレステロールや中性脂肪を上げるので摂り過ぎはNGです。


しかも、人工油であるマーガリン、ショートニング(クッキーなどのサクサクッとした食感はこれのおかげ)は代謝されにくく、体への悪影響が心配されている「トランス脂肪酸」が多く含まれるので、摂取は極力控えたいところです。安価なクッキー、ビスケット、ファストフードの揚げ物の油などに多く使われています(⑩-3)。


ちなみに、最近流行りの「ココナッツオイル」はこの飽和脂肪酸に分類されますが、これは例外と覚えておいてください。


一方、不飽和脂肪酸とは主に植物性で、常温で「液体」なので「油」です。


種類によっては悪玉コレステロールや中性脂肪を下げるいい脂質です。


中でもオリーブ油、キャノーラ油(なたね油)に含まれる「一価不飽和脂肪酸」(⑩-4)と魚の油やしそ油、えごま油、亜麻仁油に含まれる「n-3系(オメガ-3系)の多価不飽和脂肪酸」(⑩-5)が一番オススメの油で、悪玉コレステロール、中性脂肪を下げます。


必須脂肪酸も含まれるn-6系(オメガ-6系)の脂肪酸も大事ですが、普段の食生活で十分な量を摂取していること、摂り過ぎるとアレルギーや動脈硬化を引きこすことがあり、現代社会ではこれ以上摂る必要性はないとされています(⑩-6)。


逆にn-3系(オメガ-3系)の脂肪酸は普段の食生活で足りていないことからこれらの油を摂ることが大事です(⑩-5)!


上述した油は、これら飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸のどれかだけが含まれている訳ではありません。割合としてどの脂肪酸が多いか?少ないか?によって特徴が変わります。


こうした特徴を捉えていい脂質を摂取すれば、脂質を摂っても痩せることができます。


次回はその取り方についてお話しできればと思います。


1回目よりも2回目、2回目よりも3回目の方がよくなります

先日初めて来られた患者さん。2回目のご来院の際に「前回はどうでしたか?」とお聞きすると、「数日はよかったんですけど、また辛くなってしまって」とおっしゃってました。


2回目の施術後、その様子を窺っていると1回目の時よりもかなり楽になった様子でした。


そしてこの前、またご予約のお電話をいただきまして、その際に「調子はいかがですか?」とお聞きすると、「1回目終わった時よりも、2回目終わった時の方がいい状態が続いています」との嬉しいお言葉が。


そうなんです。


これは自慢だとかそういうことではなく、これまでの経験と言いますか、皆様からのお言葉を分析すると、大体の方が「1回目よりも2回目の終わった後の方が調子がいい」とおっしゃいます。もちろん、間隔をあまり空けない場合ですが。


これは施術の効果はもちろん関係しますが、人間が持つ「自己治癒力」というものも大きく関わっています。


そしてこの「自己治癒力」は、数日間間を空ける方が効果がある場合があります(その時々によります)。


そのため、辛いからと毎日毎日施術を受けるものでもありません。


あえて、数日間を空けて様子を見ることが必要な時もあります。


当院では施術が終わった時の私の感覚と患者さんの実感とを照らし合せて、次の施術日を相談させていただいております。


辛さがまだ残る場合は一週間後、少しだけ残る時は二週間後・・・というような目安です。


「何度か通ってほしい」ということではなく、「何度か通うと楽になるケースが多い」というお知らせですので、ご参考までに。

正月太りの解消法、教えます その3

先日、「炭水化物が脂肪の原因」とお伝えしましたが、中には「えっ?!脂質ではないの??」と思われた方も少なくないかもしれません。


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たしかに、脂分も脂肪になることはなりますが、脂分が直接脂肪になるというよりは、カロリーオーバーで脂肪がつく、と考えた方がいいです。「脂質は悪者ではない」ということです。


どういうことか、簡単にご説明しますね。


脂質は1gで9kcalというエネルギーを持っています。これは糖質やタンパク質の1gで4kcalというエネルギーの2.25倍もあります。


つまり、脂質は糖質やタンパク質に比べて、2.25倍ものエネルギーを持つ効率のいいエネルギー源ということです。少ない量で大きなエネルギーを生み出す燃費のいいガソリン、と言えば少し分かりやすいでしょうか。


しかし、脂質を摂ると、当たり前ですが必然的にカロリー数も大きくなってしまいます。


そのため、脂質を摂った分だけ動いたりして消費しないと、消費しきれない分が脂肪になってしまう、ということになります。


ダイエットの基本は「摂ったエネルギー < 使ったエネルギー」になれば太らない、ということですので。


脂質の場合は上述したように、脂質そのものが脂肪に変換されるというよりは、摂った脂質のカロリーを消費しきれないために脂肪になってしまう、というものです。


脂質はいとも簡単に摂取できてしまいますからね。


一方、炭水化物や糖質は、そのものが脂肪に変換されてしまうので、摂り過ぎてしまうと脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。もちろん、摂った分だけ消費すればいいのですが。


つまり、ダイエットでは脂質はカロリーオーバーになってしまうために、炭水化物・糖質はそのものが脂肪になってしまうために、摂り過ぎに注意しなければいけない、ということです。


しかし、脂質は肌の粘膜やホルモンの原料など、生命に非常に重要な役割を担っています。そのため、極端に脂質を抜いてしまうと、肌はカサカサになったり、ホルモンバランスが崩れたりしてしまいます。


また、脂質は「腹持ちがいい」ため、抜きすぎると空腹感が強く出てしまい、ダイエットを持続することができなくなります。


そのため、私は脂質は抜かず、「いい脂質」を摂ることをオススメしています。


「いい脂質って何か?」ということについては、また後日お話ししたいと思います。