汗疱(かんぽう)のその後・・・

以前に、間借りしているオーナーの手が「汗疱(かんぽう)」という症状
で手にブツブツができてしまったことをこのブログでお話ししました。


あれから約3週間ほど経ちましたが、その後は一体、どうなったでしょう
か・・・


こちらが以前の手です。
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そしてこちらが3週間後の手です。
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どうですか?かなりきれいになったと思いませんか?


しそ油とビオチンというビタミン、ミヤリサンという酪酸菌、そして
ビタミンCを毎日飲んで、ビタミンDの塗り薬を塗ること3週間。
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途中で汗疱の袋が破け、皮が剥ける状態になりましたが、それもよく
なっている過程という感じでした。


まだ完全によくなった訳ではありませんが、80%くらいは完治したと
言ってもいいくらいです。


これまでは治るのに1年くらいかかったそうです。普段、薬やサプリメント
を定期的にきちっと飲まない方でしたが(笑)、手は商売道具なので、今回
ばかりはしっかりと定期的にサプリメントを服用していました。


あと一週間ほどすれば、完治するのではないかと思われます。


ちなみに、ビオチンは腸内でも作られるビタミンで、皮膚にとてもいい働きを
してくれる大事なビタミンです(ビタミンB群に属します)。しかし、腸内環境
が悪いと悪玉菌にビオチンが食べられてしまいます。一部の乳酸菌もビオチンを
消費してしまうので、乳酸菌もビオチンにとっては悪玉菌となります。


そのため、その悪玉菌を退治してくれる「酪酸菌」という菌と一緒に摂らない
と、ビオチンだけでは十分な効果を発揮できないのです。そこで、「ミヤリ
サン」という酪酸菌をビオチンと一緒に飲む訳です。


また、ビタミンCがビオチンの腸内での吸収を高めてくれるため、これもビオ
チンと一緒に摂る必要性があります。


そのため、ビオチン、酪酸菌、ビタミンCを一緒に摂るわけです。


オーナーさんと同じように汗疱でお悩みの方の参考になれば幸いです。


なお、ビオチン、酪酸菌、ビタミンCはいずれも医師によって処方してもらえ
るものです。皮膚科でしっかり診断してもらい、お薬を処方してもらう方が
確実で経済的にもお安いと思います。今回の事例は病院に行くお時間がない方
のための参考例と思っていただけると幸いです。


辛い肩コリはなぜ起きる?:その2

前回、「辛い肩コリがなぜ起きるのか?」について「血行不良」という原因を
一つ取り上げました。


ところが、血行不良だけでは片付かない肩コリも存在するのです。


それは、「首のズレ」からくる肩コリです。いわゆる「頚椎症」というものです。


首からは腕や肩、背中に行く神経が多数出ていて、脳からの命令を送って
います。また、血管も通っているので、腕や肩、背中に酸素や栄養を送って
います。


そのため、その首がズレてしまうとそれらの部位に行く神経の伝達(命令)
や血液(酸素、栄養)の流れが邪魔されてしまうことになるので、筋肉に
命令も栄養も来にくくなってしまいます。
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そうすると、筋肉は萎縮して硬くなるという性質があるので、「首」のコリは
もちろんのこと、「肩コリ」になるのです。


なお、このズレた骨が神経に直接触れたり、圧迫したりすると、
「しびれ」が起きます。ただし、これもズレの場所やその角度にもよる
ので、ズレたからといって必ずしもしびれが起きるわけではありません。
これも「頚椎症」の症状の一つです。


こうした首のズレによる「頚椎症」の肩コリの場合、血行不良による肩コリ
とは違い、揉んだり叩いたりしても解消されません。むしろ、無理矢理緩めよう
とすると筋肉を痛めて炎症を起こし、余計に肩コリをひどくさせてしまいます。


そのため、解消するには「矯正」が必要になります。


実際、ズレを取ると首はもちろんのこと、肩の筋肉の張りはかなり取れます。
それは多くの方に実感していただいております。


ただし、ズレを取っただけでは長い間緊張していた筋肉のすべてを解放すること
はできないので、その後にしっかり緩めることが必要です。


私の経験からですが、肩コリに悩む方は、前回お話しした「血行不良」と今回の
お話しの「首のズレ」による「頚椎症」のものがミックスしたタイプが多いよう
に思われます。


「ズレ」を取って「しっかり緩める」。


これが当院のコンセプトであり、改善の近道と考えています。


また、施術後にオフィスやご家庭でもできるストレッチ方法(肩甲骨を動かす)
をお伝えしています。施術と合わせて行っていただくと、より効果的です。
ご自分の体はご自分で守りましょう!当院が、そのお手伝いができれば幸いです。

辛い肩コリはなぜ起きる?:その1

肩コリは辛いですよね・・・


当院に来られる多くの方も、肩コリで悩んでいらっしゃいます。


一般的に肩コリは血行不良で起こります。そのため、血行を促進する
ために、温泉に入ったり、運動したり、薬を塗ったり、飲んだり、
貼ったりする訳です。


多くの場合、それで一時は楽になりますが、またすぐに戻ってしまいます。


それは一つには「姿勢」の問題があるからです。


以前に書いた「ストレートネック」のようにパソコンや携帯、スマホ、ゲームな
ど、長時間前のめりになったり、下を向く時間が長かったりすると、
どうしても頭が前に出てしまい、猫背になりやすくなります。


ずっとこのような同じ姿勢でいると、血行が悪くなってしまい、筋肉も
固まりやすくなるので肩コリや首コリ、背中の張りが起きるのです。


そのため、姿勢の改善をすることが肩コリ改善にも繋がります。


その中でも大事なのが「肩甲骨」です。
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猫背になると、背中が丸まってしまうので、前の肩が内側に入りやすく
なってしまいます。そして大胸筋という胸の筋肉が縮んでしまいます。
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さらに、この姿勢だと「肩甲骨が外側に開いている」状態になってしまい、
肩甲骨の両脇、いわゆる背中が張ってしまう、という状態になってしまいます。


この状態で筋肉がコリ固まってしまうと、肩甲骨の動きが悪くなり、
肩周りの筋肉が動きにくくなって余計に肩が凝りやすくなります。


それは肩甲骨が骨と骨で結合しているのが一カ所だけで、あとはいわば
肩周りの筋肉に支えられているような構造をしているためです。
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*丸で囲ってあるのが肩甲骨を横から見た図ですが、肩甲骨と他の骨が
結合していないのがおわかりいただけると思います。


そのため、肩甲骨を動かすようにストレッチをしたり、運動をしたり
すると、肩コリが改善されるケースが非常に多いです。


ポイントは肩甲骨を「内側に寄せる」ようにすることです。


そうすると、自然と胸が開くようになり、姿勢がよくなります。


ところが・・・


これだけでは改善されない「肩コリ」も存在します。


それについてはまた次回お話ししたいと思います。